ひかり園で親子療育の日 [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
1月12日 ひかり園で親子療育の日でした。
保護者がひとりもしくは二人だけ、療育に参加して、
日頃の子供たちの様子を見たり、
先生とお話ししながら、親も療育について学ぶ日というのでしょうか??
朝、9時半に登園
しばらくは自由遊び
魚次郎は、ひとりで遊んだり、
憧れの年長さんたちに近づいて模倣して遊んでみたり(^^)
10時過ぎからお片付け~の声がかかり、
10時15分には設定療育の開始
今日は、新聞遊び~
棚の上には45リットル用のビニール袋一杯の新聞のちぎったやつが4袋分
それをぜ~んぶ床にまき散らす
そりゃあ~、わくわくするよね
家でやられたら困るけど・・・(^^;)
ちぎれた新聞を集めて拾って、投げて遊んだり
そうしていたら、鬼登場
これがまた、プリンスK先生演ずる可愛い鬼さんでしたが、
それでも近づくと怖がる子供たち
新聞を豆代わりに、「鬼は~外!」と投げつけました
で、お約束通りやっつけられた鬼さんと、追い打ちをかける子供たち(^^;)容赦ねえ
そして私が最も感心したのはこれ
お片付けどうすんだよ~と思っていたら、
先生が「はたらく車」の歌を流し~
子どもたちにちりとりを持たせて、ブルドーザーのまねっこしながらお片付けしたのでした
すばらしい
で、きれいになった教室を見ながら、みんなを褒めまくり
楽しくて、達成感も味わえて
療育最高
そして数日後
台所があっという間に・・・・
まあ、想定内の事よね(^^;)
飛ばして喜ぶ魚次郎
「犯人・・・」などと、高度な(?)ギャグはまだ言いません。 へへへ。
カメラがうれしゅーて、寄って来ただけ(^^)
あ~、この新聞、どうすんだよー
誰が片づけるんだよ~
でもまあ、こんなに嬉しそうな顔してるから、いいか(^^;)
そうだ!
はたらく車のブルドーザーだ!!
と、ちりとりを持ってきたけれど・・・・
結局はたらく車になったのは、私で、魚次郎は現場監督の役でした・・・
はい。 見るだけ
園と、家庭と、同じようにうまくはいかないわな
くりくり坊主と母の失敗 [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
母は、魚次郎がお兄ちゃんに憧れて、
自分から坊主にすると宣言したことがすごく嬉しかったのでした。
で、翌日、魚太郎の野球のグランドで・・・・
「魚次郎が、兄ちゃんの坊主を真似したくて、『オレもぜ~んぶ切る!』って言って、
昨日ふたりとも坊主にしたんです~♪」と、おしゃべり
お昼に一度帰り、魚次郎を連れて再び登場!
魚次郎は寒いので、帽子を着用
話を聞いてた野球のママたちが、「ほんとに坊主にしたの~?寒いのに~」なんて、注目してくれたので、
わくわく気分の私は、魚次郎の意思も確認せずに
じゃじゃじゃじゃ~んなどと言いながら、
魚次郎の帽子をぱっと、取っちゃいました
「きゃあ~、かわいい~」と、褒めてくれるママたちの声が響く
つぎの瞬間・・・・
かすかに聞こえる、つぶやく魚次郎の声・・・・・・・
「お母さんが帽子取ったらいけんかった。」
「お母さんが帽子取ったらいけんかった。」
「お母さんが帽子取ったらいけんかったー。」
「お母さんが帽子取ったらいけんかったあ~。」
そうです。パンチとキックの嵐・・・・
最初はね、療育を心得ている私ですから、
魚次郎の視線に合わせてしゃがんで、
叩かれながらも、
「ごめんね。お母さんが取ったらいけんかったね。嫌だったね。」
と、魚次郎の気持ちを代弁・・・・
でも、パニック中の魚次郎には聞こえず、届かず、
来るわ来るわのパンチとキックの嵐 & 魚太郎の雄叫び
「お母さんが取ったらいけんかったああああああ。
お母さんなんか、大っ嫌い!」
痛くて、イライラしてしまう私
療育の心得はどこかへGO忍耐もどこかへGO
「もう!叩いたら、お母さんだって、痛いんよ 叩かないでください」
と、言う私の右手がげんこつ威嚇のポーズ
ドン引きする周りのお母さんたち
そりゃそうだよね。
なので、とりあえず、魚次郎を肩に担いでちょっと離れたところへGO
謝っても、届かない。
叩かれる。謝る。逃げる。
蹴られる。謝る。逃げる。
のくりかえし
ただただ魚次郎の気持ちが落ち着くのを祈るばかり
数分後、
「俺一人で帰る!」と言い放ち
魚次郎が駐車場の方へ去って行ってしまいました。
一本道だし・・・
ひとりになる時間も必要かな?と、半分納得、半分言いわけで、
そのまま放っておいた私。
20分ほどして、また、ひとりてくてく帰ってまいりました
あ、帰ってきた
地面に片膝をつき、両手を広げて魚次郎を迎える私。
おかあさ~んと、走ってくるかと思いきや、
「おかあさん、ふ~ンだ」と、まだご立腹のご様子(^^;)
でも、そこでランニングに行ってたお兄ちゃんたち総勢25名ほどが、一斉に帰ってきたので、
ビビった魚次郎は無事母の胸にダッシュ
一件落着、わはははは。
こんなパニックの魚次郎を目の当たりにしても、
それでも避けずに、魚次郎に声をかけてくれる野球の母さんらに感謝~
今回の学び
魚次郎の確認なしに帽子をはぎ取るなんざ、めっそうもねえこって。 コワイコワイ
やっぱり、本人の意思を尊重しなくちゃね。大失敗の巻きでした
ごめんね、魚次郎。
魚次郎の憧れ♪ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
魚太郎の野球の年始の前日、頭を3mmに刈った。
それを見ていた魚次郎
「オレも、にいちゃんと同じにする。全部ぜーんぶ髪を切る
と、言い放った
母として、こんないいチャンスを逃す手はなし
バリカンでジーっと
バサッ、バサッと、落ちる髪
ニヤニヤして見つめる魚太郎。
だんだんくすぐったいやら、怖いやら、落ち着かなくなってきた魚次郎。
仕上げの頃には完全拒否状態になっちゃったので、
ちょろちょろっと、長い毛がみえるものの・・・・
とりあえず形になりました(^^;)
わはははは ハゲ坊主がふたり
で、坊主になった自分にも、結構満足げな魚次郎
うれしそうな顔
おちゃらけた顔
挙句に、セイウチに変身
魚次郎が2歳で発達相談に行った時、
「お母さんちょっとトイレ行ってくるね。」と声掛けしてトイレに行った私を、
振り向きもせず、後追いもせず、目の前のおもちゃに夢中になっていた魚次郎
その姿を見て、先生からのアドバイス
「すぐ、療育を始めた方がいいですね。」
「ふつう、初めての場所で、初めての人と二人きりで、置き去りにされてお母さんがいなくなったら、
子どもは不安になって、お母さんを探すものです。でも、魚次郎君は、おもちゃに夢中でしたね。
魚次郎君は、人よりも、物とのかかわりを求めています。
物は、自分が触らなければ、変化しないから、安心なのでしょうね。」
そうかー。 不安だから、想定内のことしかおきない物との関わりを求めていたのか!!
「人との関わりが、楽しいと心から感じなければ、言葉は発達しません。
だって、必要ないですから。」
そりゃそうだ
あれから約2年・・・
お母さんを求めるようになり、先生方を求めるようになり・・・
人を求めるにしたがって、言葉も少しずつ話せるようになり・・・
そして、兄ちゃんに憧れの気持ちを持つということろまで成長してくれました(T▿T)
ただただ、療育に関わってくださった先生方、お母ちゃんたち、そして子供たちに感謝ですぅ~
後日、ひかり園で、
魚次郎とよく遊んでくれるという年長さんのお兄ちゃんがいると聞きました。
会ってみたら、キラリン
その子も坊主頭でした
大好きな、憧れのお兄ちゃんがふたり坊主頭だったから、
魚次郎も坊主にしたくなったのかな???
母ちゃんは、感激です
魚太郎の選択 学校に行かない⑩ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
福山市教育委員会運営のフリースクール「かがやき」に行く!と言ってた魚太郎
年が明けて、行けるかどうかの決定を待っていたら、
なんと、結果はダメでした
え~???
理由は定員オーバーとのこと
じゃ、仕方ないかな
せっかく魚太郎が、フリースクールならと、行く気になったのになあ
と、いたたまれない気持ちで先生の話を聞いていたら、
別のフリースクールを紹介してくれました。
今度のところは「渋谷塾」といって、我が家からも自転車なら10分くらい
電話予約して、魚太郎とふたりで面接に行きました。
すごくおおらかな先生が3人
今までの経過をお話しして・・・
先生がおっしゃったことは、
「ここは、火曜日から金曜日までの週4日だけなんだよ。
4日来れたらなおいいけど、無理せず、週1日でも2日でもいいから来なさいね。」
という、配慮のある優しいお言葉でした(T▿T)
魚太郎は、最初ちょっと警戒してるような感じもありましたが、
話しが終わる頃には、礼儀を尽くし、いかにもここに来たいという意欲が見えました
それから館内を見せてくださって・・・
朝10時から12時までの2時間はびっちりお勉強。
みんな問題集を解いて、先生がわからないところを教えてくださる。
12時から14時までは、ランチと自由時間
通塾生とゲームをしてもよし、マンガを読んでもよし
(パラダイスじゃのう~、魚太郎^^)
14時から16時までは、運動。
館内にジムがあり、筋トレの機械が十数台
それに卓球台もあり
7月~10月は温水プールあり
このジムを見た途端、魚太郎の目がキラリン
私服で登校していいんだって
超うれしそうでした
塾生は現在6人
毎日来てるのは、3人だって。
とりあえず、一歩進めたな~
魚太郎が、ちょっとでも、元気に楽しく通えますように・・・と、祈る思いでした。
初日を迎え、
久しぶりに作る魚太郎のお弁当。
朝、魚太郎に手渡したら、
「お母さん、お弁当ありがとう」だって・・・
泣くかと思った
「いってきま~す」って、元気に手を振ってから、(演技かもしれないけど・・)
自転車に乗って渋谷塾へ向かう魚太郎の背中が見えなくなるまで
目が離せませんでした。
その日、一日長かった
夕方、帰ってきた魚太郎は、笑顔でした
お祭りで、花子のダンスクラブの発表会♪ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
写真を見ていたら、11月21日お祭りで、花子のダンスの発表会があったことを思い出しました。
福山の坪生小学校でお祭りがあり~、
10時集合に合わせてGO
着いてみたら、運動場でミニ新幹線が走ってた
魚次郎が大はしゃぎ
さっそく順番待ちして乗りました
円になったレールを2周
満面の笑みの魚次郎。
写真を見て思い出したけど、そういえば11月も後半の寒い日に、
やっぱり魚次郎は半袖だったんだよなぁ~
周りの人は、みんな長袖なのに
でも、さすがに1月の今は、毎日長そでを着てるから
この時は、これで平気だったんだよね←(妙に楽観的な私^^)
魚次郎は至福の時を過ごし、
花子が踊る会場となる体育館へ移動
そしたら、なんと!
ひょっとこ踊りがなされてる最中で、
こんな面白いお面の人たちが、40人くらい踊りながら行進してました
魚次郎はビックリ仰天
観たいけど、怖い。
近寄りたい気もするけれど、怖い・・・
と、いう感じで、近づいたり、さっと私の陰に隠れたり
なかなか楽しいイベントでした
で、花子の登場
ちょっと緊張してるかな??
花子が楽しんで踊れますように~と、祈る母
最後のポーズは自信たっぷり
達成感が持てたかな
花子、良かったね
花子と魚次郎の誕生日 [家族]
12月は花子と魚次郎のお誕生日がある月
魚次郎、4歳になりました。
最近お兄ちゃん大好きの魚次郎
ハッピーバースデイの歌を歌ってお祝いしよう!とケーキを出したら・・・・
丸いはずのケーキが四角・・・・???
なんかぐちゃぐちゃ
あ!お父さんがバイクでケーキ買ってきたんだ
バイクでケーキを買いに行くのはやめましょう・・・・(^^;)ははは。
花子は11歳になりました。
お誕生日ケーキを前に嬉しそう
魚次郎の誕生日が12日で、花子が13日と2日続けて・・・
私がオーストラリアにいた時、オージーママと呼んでるベブが、
「お誕生日ガールは何もしないで座ってなさい!」と、お姫様扱いをしてくれて
こんなに特別に祝ってもらえるなんて!!と、感激したことが忘れられないから・・・
自分の子どもたちにも、今日は愛するあなたが生まれた日だから、
特別な日よ!!と、愛情込めて祝いたいとずっと思ってた。
だからお誕生日は、魚次郎の日、花子の日と、別々に祝おう!と思っていたけれど・・・
ケーキに食べ飽きた2日目の花子の誕生日には
ハッピーバースディを歌ってお祝いするときの、家族の集まりが悪くて、
ここ4年、毎年花子がかわいそう・・・
来年から、ふたりのお祝いは一緒の日にしようかな・・・
魚太郎の選択 学校に行かない⑨ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
魚太郎は、野球が好きで、野球を支えにしてる。
大好きなこと、熱中してできることがあって本当に良かった。
学校には行けなくても、クラブチームの野球の練習にははりきって行けてる
で、気がかりだったこと・・・・
TL野球クラブチームは、規律に厳しい。
子どもたちは、あいさつもしっかりするように指導され。
野球の練習も厳しくて有名なところ。
そんなチームで、中学校行けてないことが知れたら・・・
魚太郎の居場所がなくなるかな・・・?
監督が「学校も行けないような根性のない奴は、TL野球クラブに来る資格はない!」とか・・・
言わないかな・・・????
魚太郎も心の底では、ずっと気になっていたみたい
会長、監督に報告しておくべきなんだろうな・・・・。
続けて練習させてくれるかな・・・・??
怖くて、言い出せないまま約2ヶ月・・・
12月の終わり、お茶当番の日。
監督が練習の合間、保護者テントの中に来られ、ちょっと雑談。
テントの中には、もう一人の保護者と監督と私の3人だけ。
「魚太郎は、最近やっと仲間に入っていけるようになったなあ。
練習風景を見てたらわかる。」
・・・・・・・(言うなら、今だ。)
「あの・・・・ちょっとまじめな話。お時間いただいていいですか?」(あー、緊張する)
一通り話して・・・
監督がおっしゃったことは・・・
「魚太郎に言うといて。 監督は、そんなことなんも気にせんでいいから、野球がんばれって言ってたよって。」
感謝~
魚太郎に伝えたら・・・
「良かった。 はあ、良かった。 は~、良かった。」って。
ホッとして、そしてすごく嬉しそうでした。