魚太郎の選択 学校に行かない⑨ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
魚太郎は、野球が好きで、野球を支えにしてる。
大好きなこと、熱中してできることがあって本当に良かった。
学校には行けなくても、クラブチームの野球の練習にははりきって行けてる
で、気がかりだったこと・・・・
TL野球クラブチームは、規律に厳しい。
子どもたちは、あいさつもしっかりするように指導され。
野球の練習も厳しくて有名なところ。
そんなチームで、中学校行けてないことが知れたら・・・
魚太郎の居場所がなくなるかな・・・?
監督が「学校も行けないような根性のない奴は、TL野球クラブに来る資格はない!」とか・・・
言わないかな・・・????
魚太郎も心の底では、ずっと気になっていたみたい
会長、監督に報告しておくべきなんだろうな・・・・。
続けて練習させてくれるかな・・・・??
怖くて、言い出せないまま約2ヶ月・・・
12月の終わり、お茶当番の日。
監督が練習の合間、保護者テントの中に来られ、ちょっと雑談。
テントの中には、もう一人の保護者と監督と私の3人だけ。
「魚太郎は、最近やっと仲間に入っていけるようになったなあ。
練習風景を見てたらわかる。」
・・・・・・・(言うなら、今だ。)
「あの・・・・ちょっとまじめな話。お時間いただいていいですか?」(あー、緊張する)
一通り話して・・・
監督がおっしゃったことは・・・
「魚太郎に言うといて。 監督は、そんなことなんも気にせんでいいから、野球がんばれって言ってたよって。」
感謝~
魚太郎に伝えたら・・・
「良かった。 はあ、良かった。 は~、良かった。」って。
ホッとして、そしてすごく嬉しそうでした。