生き物好きの魚次郎 [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
魚次郎は庭で遊ぶのが大好き。
この前も、庭に一人で出た後に、「お母さ~ん」と叫ぶ。
「何~?」
「これどーけーて。」
見ると、植木鉢を指さしてる
あぁ・・・・ダンゴ虫ね・・・(^^;)
ちゃっかりダンゴ虫のおうちも準備
次から次に、ダンゴ虫を捕まえてポイ、ポイ、ポイっと
超気持ち悪かったダンゴ虫も、魚次郎のおかげで慣れてきた。
丸くなったダンゴ虫は、可愛いとさえ思えてきたから不思議
楽しそうに捕まえてはケースにポン!、 ポン!ポン!ポン!
そんな魚次郎が、声を弾ませて私を呼ぶ
「お母さ~ん、ほら、見て、いいモノ見つけたよ」
どれどれ??
・・・・・
なめくじ~
「キサンタが飼ってるのと同じよね~」と、魚次郎。
そうです・・・魚次郎は忍玉乱太郎が大好き
乱太郎のクラス1年は組のクラスメートのキサンタが、なめくじをペットにしてるんだよね~
嬉しそうになめくじを手のひらに乗せ、
「お母さんも、持っていいよ」って・・・・
ひえ~
ダンゴ虫がかわいく思えたように・・・・
なめくじを可愛いと思える日がくるのでしょうか??????
ありえね~
「あ、お母さん、ご飯作らなきゃ!!」と逃げた母でありました。(^^;)
久しぶり♪ スパイダーマン魚次郎! [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
久しく着てなかったスパイダーマンのコスチュームを引っ張り出して・・・
変身した魚次郎
超ご機嫌 なりきってる
保育所や幼稚園なら、「ダメです!」と怒られそうな格好だけれど
療育施設のひかり園の先生は、
「魚次郎君は、今日はこうして変身することで、
スパイダーマンに力をもらって、頑張れるのかもしれませんね。」
と、許してくれる。
ありがたや~・・・
だって、なりきっている魚次郎を説得して、
着替えさせるのは大変なことだから・・・
8時30分、さあ、行く前に、服にちゃんと名前が書いてあったか確認しよう!
と、記名チェック
仲良しママ友からもらったスパイダーマンのサンダルに、
名前をまだ書いてなかったことを発見
ちょいちょいっと書いた
・・・・・・
「そこに書いたらいけんかった。ここに書かんといけんかった」
と、蚊の鳴くような小さな声で・・・・・
あっやべえ
はい。その通り
魚次郎の声は、だんだんと大きくなり・・・
「そこに書いたらいけんかった。ここに書かんといけんかった~」
と・・・・・名前を書いた場所が気に入らんかったらしい
もう大パニック
玄関に居た魚次郎、周りにあった靴を放り投げ・・・
兄ちゃんのバットを放り投げ・・・・
壁を蹴り、
「バーカバーカ、お母さんなんかダイッキライ」と暴言を連発
「ごめんね~、今、消してみるから!」と謝ってゴシゴシ洗ってみたけれど・・・
油性のマジックですから
ほんのり字が残ってて・・・
それを見て、またまたパニック
謝っても、謝っても、言葉が届かず・・・・
そのうち「もう、スパイダーマンにならん!」と吐き捨てて
マスクをとり、シャツもズボンも脱ぎ捨てて・・・
ひとり縁側で、黄昏たのでした・・・
しばらくそのまま黄昏てもらいました(^^;)
カームダウンの時間
母もちょっと気持ちを立て直すため、コーヒー飲んでみたりして
で、近寄って、「魚ちゃん、ごめんね。」とふたたび。
そうっと抱きしめてみる。
ほんの少し、笑みが見えた。
(おおお!もう大丈夫だ!!)と心のつぶやき(^^)
こちょこちょこちょ~っとしてみると、
大きな声で、笑ってくれて、仲直り
あ~、良かった。
時計を見たら、9時35分
ひかり園に「すみません、パニックで朝出発できなくて、今から出ます。」と電話して、
今日は、普通の服を着て、やっと出発できました。
あ~・・・あの時、
「どこに名前書く?」ってひとこと聞いていれば・・・
朝の1時間、遅れることはなかったんだよね~
まだまだ、修行が足りまへんな~(^^;)
でもね 後で気が付いた(^^)
今までは、パニックになったら、いつも母の私を叩いたり、蹴ったりしてたのに
今回は、物にあたり散らしたけれど、私を叩かなかった
(T▿T)
うれしい