輝く花子(^^) 走る魚次郎 壊れた母(ToT) [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
花子が通うスポーツジムルネサンスで、ダンスの発表会がありました。
花子は、朝からわくわくドキドキ。
鏡の前で練習したり♪
「お母さん、観に来てね。絶対よ♪」と、前日から繰り返す。
・・・・半端なく、繰り返す(^^;)
50回くらいかな(^-^)
発表会は夕方4時からルネサンスで
その日は魚太郎の野球の招待試合で魚次郎を連れて参加。
こういう公共の場で発達障がいのある魚次郎とともに時間を過ごすのは非常にしんどい
だって、魚次郎にとっては魅力的で触りたいものがたくさんあって、
そのほとんどは触ったらいけないものだったりするから・・・
お絵かきセットやシャボン玉など、おもちゃを準備していても・・・
お絵かきの延長で机に描き描きしようとしたり
隙あらば、試合中のグランドに入ろうとしたり…
まだまだ日中は暑いから、疲れてくると機嫌も悪くなってきて・・・
母は、どうにか魚次郎を叱らずに、
周りに迷惑をかけずに済むように・・・と、くたくた
魚次郎を叱ったら、ウギャ~となることは間違いないからね
周りを気にしすぎて疲れてしまったんだろうな~
どうにか乗り切り、午後2時45分。
「すみません、お先に失礼しまーす。」と花子と魚次郎を連れて帰宅
そのまま発表会へGO
いざ花子の順番
生き生きしてる
花子はダンスが好きなんだな~って実感
輝く花子を見れて、お母ちゃんはすごく嬉しかった
でも・・・・その横で、魚次郎が走りまくるんだよねえ・・・
みんなの発表の邪魔になる
たまらず、結局魚次郎を抱えて隣の部屋からガラス越しに参観
他の保護者の方々の視線を感じつつ・・・・
あ~、どうにか無事に、やっと終わった
集合写真に飛び切りの笑顔の花子
考えてみたら、花子も昔、魚次郎みたいだったなあ~
でも、こんなにお姉ちゃんになったんだ
と、今は言えるけど、この日、この時間の母はくたくたで、
魚次郎にかかりきりで、花子の頑張る姿をしっかり見てあげれなかった悲しさとで
心はどよよ~ん
魚次郎をおんぶしてルネサンスから帰る道、
最後の1段のところで階段を踏み外してしりもちドシン
幸い魚次郎はどこも打たずに済んでよかったけれど・・
私は足が痛いし、みじめだし・・・
誰のせいでもないのはわかっているけれど、
ポキンッと、心が折れてしまいました
「あ~もう!お母さんは、今日は疲れた!晩御飯は作らん!
花ちゃん、今日ピザとっていい?もう絶対作らん!」
と、八つ当たりなんか、現実逃避なんかわからん叫びを叫びまくり
家に帰ってじいちゃんにひとこと
「お父さん、今日は疲れたから、なんかとる。晩御飯作らん。いい?」
「いいけど・・・おいしくないな~・・・なんじゃ、とる言うたらピザか?」
・・・・・
ばあちゃんは義理の妹の家にお泊りに行ってて不在。
旦那にもひとこと
「今日は疲れたから、なんかとる。晩御飯作らん。いい?」
「疲れてるなら、いいんじゃん、作らなくても・・・。何?ピザ?ピザかあ~・・・」
結局簡単な炊き込みご飯とお吸い物を作って、自分は食べずにふて寝しちゃいました。
二人ともね、反対はしてないんよねえ
疲れてるならいいよと声に出して言ってくれてるのにさ
変に意地張っちゃいました
たぶん、誰も理解してくれん!っていう感じで、テンパってただよねー
・・・・ごめんねぇ
まあ、こんな日もあるよね(^^;)ははは。
あ~、もっともっと強くなりたい!
いい映画のDVD [家族]
今日は最近感動したDVDのご紹介
映画大好きというお友だちが勧めてくれた2つのDVD
まずはこれ
トンマッコルへようこそ
すごくすごくいい映画でした。
内容は、観てほしいから教えない(^^)
笑える。
泣いちゃう。
忘れられない。
すごくすごくいい映画です。
時間ない人は時間を作って観てください
次はこれ
僕が9歳だったころ
これも良かった。
9歳の少年少女の心の動き
切なか~
ちょっと胸がキュン
時間ある時を探して観てください
次にご紹介するのはホラー映画・・・・と、思いきや、悲劇の物語。
口裂け女2
花子が、コワい映画大好きなんだよねー。
あのこわ~い呪怨も観て、貞子の真似して、頭から階段を下りたりする花子。
で、「貞子さんの真似して階段下りたら、お腹が痛かったよ、お母さん。
貞子さんは痛くないんかな??」
なんて、聞いてくる
口裂け女2を借りて来た日の夜。
私は町内会の常会に出席か何かでお出かけ
旦那と花子が2人で観てたらしい。
家に帰ると、
’&%$#$%&’(!
何やら怯える旦那の声が・・・・
で、私を見つけるなり、話しかけてきた。
「こんな怖いのもう観たくない
すごいから!
すごいから!
怖いよ~。
かわいそうすぎる・・・
ちょっと観てよ。
ねえ観たいでしょ?
ねえ、観なよ。
ちょっとでもいいから観なよ。
と、興奮気味にしゃべるだんな。
横で花子も怖がりながら、でも、怖いもの見たさで見続けてる。
私も、後日観ました
こ・こわい
かわいそすぎる・・・
1978年に岐阜で起こった殺人事件の実話をもとに作られた話らしいです。
一見の価値ありと思いました。
旦那は、あれ以来、職場でも、お友達にも
「口裂け女2、観た?観てごらんよ。絶対見て!こわいよー」と勧めているらしい・・・(^^;)
我が家で口裂け女2ブームが去ろうとしていたころ、
朝ごはんを食べていたら、
魚太郎が言ってきた
「ねえ、お母さん、口裂け女より怖いの知ってる???」
・・・・・
「さあね~??」と、答える私に・・・
「それはね、口だけ女」(^^)だって。
「宿題終わった~?」 「今するぅ~」
「お風呂洗った~?」 「今するぅ~」
「ごはんできたよ~」 「今行くぅ~」
でも、来ない・・・しない・・・・
「お前は、口だけ男かあ~」というのが、我が家の今のブームなのでした(^^;)
お願いしたいとき・・・ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
我が家の魚次郎3歳と9か月
ひかり園という療育施設に通園中。
発達障がいのある子供たちが困った行動をする時、
療育の先生たちはやめてほしいことを
「やめて!ダメ!」とだけは、言いません。
肯定的に、やってほしいことを伝えます。
それも、選択権は子供にあるように
たとえば、机に乗ってる子供に
「降りてもいいよ。降りて座ってもいいよ~」と、伝えます。
廊下を走る子どもに
「走りません!」ではなく、「歩いていいよ~。」と伝えます。
なんて、柔らかい響き♪♪
大好きな優しい先生がそうしてほしいと願いながら言ってることがわかるから、
先生の言うことを聞こうかなあ
と、なるわけです(^^)
これを「ダメ!」とか言っちゃうと
オレ、否定された!しかも、じゃあどうしたらいいんかわからん!
ということで、うぎゃーとパニックになってしまったりするんだねぇ~
で、我が家の魚次郎
先生の口調を学んでるんですねー(^^)
「お母さん、牛乳取ってもいいよー。」
ああ・・・牛乳冷蔵庫から出してほしいのね(^^;)
「お母さん、一緒にトイレにいってもいいよ~」
ああ・・・トイレに行くのを付き添ってほしいのね(^^;)
で、昨日魚次郎のいとこの家に遊びにGO
魚次郎は、おじさんにあたるトムくんが特別に大好き。
トムおじさんを見つけるなり
「トムく~ん。抱っこしてもいいよー」
・・・・・(^^;)
トム君「お前、何様??」
と、笑って抱っこしてくれました(^^;)
わはははは。すまんのぉ~
あ~、そうとったのね(^^;) [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
今日も暑いから、お昼はそうめんにしよう!
と、じいちゃんと花子と私と魚次郎の分のそうめんを作った。
じいちゃんにドカンと山盛りよそったら、
「わあ、じいちゃんのどんぶりじゃん。お母さん、私もどんぶりにして♪」と、花子。
花子にも山盛りよそって出したら、大喜び
花子は、そうめん大好きなんだよね
テーブルで向い合わせに食べていたら、
花子が、妙ににこにこと嬉しそうな顔で・・・
「ねえ、お母さん。これ全部食べたらさ、明日のあさ、これがせ~んぶ出るんかな?
トイレでさ、ふふふふ。 茶色くてさ、うしししし。」
と、なにやらウ〇コの話でひとりウケているので、
「花ちゃ~ん、ご飯の時、ウンコの話はしません。」と、たしなめると、
と、怒った表情で、花子が言う。
「お母さん、ダメでしょ。ほら、食事中に、〇〇〇って言ったら、だめでしょ!」
と、こっちが叱られた
あ~、そうか。花ちゃんはそうとってたのね。
言葉通り、お食事中に、ウンコって言葉を言っちゃいけないと!!
でもね、その言葉を言わない代りに、茶色とか、トイレで、とか・・・・
詳しい状況説明の方が、もっと気持ち悪いんだけどね
真面目な花ちゃん、ウンコって言葉を言わないように、一生懸命守ってたのね(^^;)
最近魚次郎が好きなもの [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
ウルトラマンランドへ行く前に、
見通しを持たせるため~
期待感を膨らませるため~
と、いうつもりで、ウルトラマンランドの本を買って渡してました。
その本の中に、ウルトラマンレストランのご紹介が・・・・
私たちは、当日ウルトラマンレストランにはいかなかったんだけど、
後日、本の中のウルトラマンカレーを見つけた魚次郎。
最近、「お母さん、これ作って~」と、本を持ってくる・・・・
それを真似して作ったのがこれ。
カレーパンマンの顔の型を使って、それに頭の上のちょんまげを細工
人参をゆがいて、丸く切って目にして、できあがり~
みんなと一緒に座ってお食事ができない魚次郎も、
ウルトラマンカレーを作ると、ちゃんと座って自分で食べる
飽きるまで、何回でも作るべよ
もう一つは、なんと!
余ったかき氷の蜜で
コップにちょこっとだけ入れて~
牛乳を入れて、まぜまぜ
色がきれいでしょ
ほのかなメロン味のミルクで、とってもおいしかった。
なんか懐かしいな~と、思っていたら、思い出した
昔、母が作ってくれた、ハウスのシャービックの味だ!!
せっかくだから、同じように作ってみた
混ぜて、冷やして、ジャジャン
ケースから出して~
魚次郎、とってもハッピーにぱくり
まだまだ暑い秋だから、昼間のデザートにいいんじゃん
牛乳の代わりに、クリームを使うと、より濃厚でいいかも??
それもまた、作ってみよう~っと
おいちかったので、ぜひ!お試しあれ~
え、そこ??? [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
花子がテーブルの向かいで、楽譜を広げ、
リコーダーの宿題に励んでいました。
私は、今晩栗ご飯を作ろうと、
生栗に格闘しつつ、
どうにか鬼皮、渋皮をむきむき
そんなところへ、魚次郎がやってきた。
私の背中に回り込み、後ろから抱きついてくる。
普段ならね、うれしいことなんだけど
お母ちゃんは、ただいま栗と格闘中!
手には栗の皮むき用のシャープなナイフを持っている
その時、実はすでに、左手3か所切ってた
「魚!危ないから降りて!お願い!
お母さん、今、ナイフ持ってるからさ。魚がよっかかると、手がつるっと滑って、
反対のおててをスパッと切って、血が出るやん。」
と、お願いしても、すぐには降りてくれない・・・
そしたらすかさず花子が!
「魚次郎、お母さん、栗のナイフ持ってるでしょう!
魚次郎がお母さんに乗ったら、お母さんの手が滑って、反対の手をスパッと切って、
血がどばっと出て、
私の楽譜に血がついたらどうするんよ!!」
・・・・・・・
思わず、作業していた私の手も止まる・・・・
「花ちゃん、そこ?ねえ、そこですか???」
と、聞かれると、ちょっと状況を考えることができる花子。
苦笑いしてー、
「お母さんの手が切れたらダメだけど、私の楽譜に血がつくのもダメ。」
とっても正直な花子でした
夏休み、三井グリーンランドにGO! [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
佐賀に帰省してる間、せっかくだから!と、
ウルトラマンランドへ行ったその足で、なんと遊園地のはしご
ウルトラマンランドは魚次郎のためだけみたいなもんでしたから(^^)
今度は、魚太郎と花子のために。
私の父と母は、さすがに暑いので、
園内にある大きな大きな屋根の下で休憩して待ってくれてました。
魚次郎と花子は二人で別行動。
トランポリンへ行ったり、ゴーカートに乗りに行ったり、
マイナス30度の世界とやらを体験しに行ったり。
園内は広くて、とてもきれいでした。
私と魚次郎が一緒に行動して、地上20メートルくらいの高さをゴンドラで移動したり~
そこから見えた景色のひとつがこれ。
楽しそうでしょ~
こんな看板の、コワい怪獣をガンで撃ってポイント獲得するハウスみたいなのに入ってみた。
車に乗って~
備え付けのガンで撃つ・・・・はずが、
暗い所に入った途端、
「お母さん、こわい。オレ、こわい。」としがみつき、
出るまで固まっていた魚次郎でした
でも、出てからは、「怖かったねー。」と、
武勇伝を話すような表情で語る魚次郎
その場にいて、パニックにならなかっただけでも、
魚次郎にはすごい頑張りだったんだね
水上コースターにも乗ってみた
コースターから見える作り物のぞうさんやきりんさん、クマさんに夢中
コースターは楽しんだんかいな???(^^;)
一通り、魚次郎と遊べそうなところを回って~
これが最後!と、観覧車に乗ってみようと並ぶ。
暑かったからか、今まではあんまり並ばずに済んでた。
でも、観覧車には家族連れがずらり
次の次かなーというあたりで、
何を思ったか魚次郎!
前に立ってる家族のお父さんのおしりめがけて、
「浣腸!!」
と、ひと突き
すぐさま「すみません!」と謝って、
気持ちの上では、さっさとその場から逃げたかった
でも、並んでるから逃げられない
びっくりして振り返るそのお父さん。
驚いてるけど、許しの笑顔でした(^^;)
ありがたや~
あ~、良かった(T-T)
とりあえず、2発目の攻撃はさせちゃいけないと、
母は、魚次郎を抱っこして、ぐるぐる回してみたり、
手遊びしてこちょこちょしてみたりして、魚次郎をエンターテイメント。
順番来るまで待ち長かったよ~
いざ、自分らが乗れる観覧車が来ました。
さあ、抱っこしてさっさと乗ろう!としたら、
うぎゃ~「自分で乗りたかったー!!」と暴れる彼。
仕方なく、一度降ろして、
自力で乗るまで待つ。
私が乗るころには、観覧車はずいぶん進んでしまって、
乗ること自体怖かったべ。
よくぞ、スタッフの方が許してくれやした
感謝~
で、さあ、乗りました。
魚次郎、ちっとも椅子に座りません。
ドアに寄りかかってお外を見てる
そりゃあね、お外見たいよね(^-^)
でも、ふと見ると、壁に注意書きが・・・・
「観覧車のドアは、ロックしておりますが、外れることもありますので、
絶対に寄りかからないでください。」
ひえ~
落ちたら、死ぬ!
「魚ちゃん、ドアに寄りかかったらいけんって。とれて落ちるかもしれんって。
落ちたら、いっぱい血が出て、痛いよー。」
と、いうと、状況を察してくれたのか、
「寄りかかったら、ドアがとれて落ちるかもしれんね。
落ちたら、いっぱい血が出て、救急車呼ばんといけんくなるね。」と、言い
ようやく私のほうに来てくれました。
あんな張り紙みたら、
お外の美しく、広がる景色も、すべて、
怖くなってしまって、高いところが好きな私でさえ、
地上に着くのが待ち遠しいようでした。ははは(^^;)
まあ、念には念を入れて・・・という、メッセージだったのでしょうがね
魚太郎と花子は大喜びでした。
魚次郎も三井グリーンランドを楽しんだようだけど、
ウルトラマンランドへ行った喜びの方が湧き出て
「ウルトラマンランド楽しかったねー。また、行こうねー。」の連発。
また、来年も行こうかな。
春休み行けるといいなあ
暑い中、付き合ってくれたじじばば、ありがとう~
おばけだ! [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
魚太郎と、花子、魚次郎、私の4人で、おばあちゃんのお見舞いに行った時のこと
病院の駐車場に車を停めて降りたその時、
私に抱かれていた魚次郎が、
隣の車に乗っていた70歳くらいのご婦人を指さして
「お母さん見て、おばけ!見て、おばけだ。おばけ!!」
あちゃーと、焦る私、魚太郎、花子。
ちょっと大きめの声で
「魚ちゃん、昨日怖いビデオ見たから、あたり構わずお化けが見えるん??
おばけなんかいないよ。大丈夫よー。」と、
ご婦人に聞こえるように・・・
「なんだ、私に対して言ったわけじゃないんだ。」と、思ってもらえるように・・・・
と、願いつつ、さっさとその場を立ち去りました。
魚太郎も協力してくれて、
「魚ちゃん、怖いビデオのせいかなー。オバケなんて言わんよー」
なんて、フォローしてくれながら、一緒に歩いて去る。
あれ?
花子が着いて来ない・・・?????
ふと、振り返ると・・・・
そのご婦人が車から出てきてるところに、花子が正面向いて待ってる様子
「あの~、私の弟があなたのことをオバケって呼んで、すみませんでした。」
って、頭下げてる
驚いて、苦笑いされるご婦人
私と魚太郎は、「すみません・・・」と、会釈して、花子を待ってから
みんなで、さっさと病院へ逃げ去りやした
花ちゃんはね、根が、まじめなんだよね・・・
自分の発言の影響を想定する力の弱さが、魚次郎と花子の障がいのひとつですからね・・・
魚次郎のパラダイス、ウルトラマンランド~♪♪ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
今日は魚次郎にとってのパラダイス、ウルトラマンランドにGO
佐賀の実家から車で約1時間半。 熊本県の荒尾市にあるウルトラマンランド
じいちゃんと、ばあちゃんと、魚太郎と花子と魚次郎と私の6人でGO
ウルトラマンランドの駐車場前の道路には、怪獣の絵が描かれてました
大きさ的には思ってたより小スペースでした。
この建物の中に入ると、中ではウルトラマンのショウが・・・・
見入る魚次郎。
「ウルトラマーン、がんばってー!」と、声あげてる!!
そんなでかい声で、応援することができるのかと、ちょっとビックリ
うれしい驚きでした
ショウが終わったらサイン会と握手・・・500円なり~
ウレシハズカシの魚次郎
と、ここまでは、順調でした
この後にね・・・
ウルトラマンランドの建物の中に、UFOキャッチャーが5,6台ありました。
その中には、普通のウルトラマン人形の2倍のサイズのお人形がごろごろ
近くのUFOキャッチャーで、あるご家族のお父さんが、ビシバシゲットしておりやした。
そのお父さんの子供たちは、両手に大きな人形を持って、
「お父さん頑張って~!♪♪」と、ご機嫌に応援してた。
そりゃ~ね、そんなの目の当りにしたら欲しいよね。
気持ちはわかります。
欲しくなる。 当たり前。
でもね、母ちゃん、今までUFOキャッチャーで物をゲットしたためしがない
取れるわけないじゃん
でも、私の横には・・・
「お母さんには、取れんよ。無理無理。」と私が言ったのに反応して・・・
「これ要る~!!!”#$%&’(、メビウスが要る~!!!#$%&’&%$#”!」
と、すでにパニック状態の魚次郎が転がっている。
泣き叫ぶだけならまだ・・・
寝転がったままあたり構わずキックしまくってる魚次郎
これじゃあ、他のお客さんにもご迷惑
今日は、特別に楽しいイベントの日のはずだから・・・
パニックになった魚次郎をみて、おろおろする我が母と父
仕方がねえ!と意を決してトライすることに
500円で3回できる。
500円チャリン・・・・・
1回め、失敗
2回目、失敗
3回目、失敗
もう500円、チャリン。
4回目、失敗
5回目、失敗
6回目、失敗
釣りでいうと、あたりさえもない状態で、びくともしやしねえ
パニックの魚次郎が横で、ごろごろごろ
こうなると、私の声は届かない
「後で、でかいの買おうねー」と、言っても・・・・
「ほら、向こうでウルトラマンと握手してみようか!」と、言っても・・・・
パニック状態の彼には、届かない・・・
これじゃ、怪獣だよ
お店の人に泣きついてみた
「あそこで転んで暴れてる子ですが、発達障がいがありまして、今パニックになっちゃったんです。
どうにか中のお人形を高くてもいいので、売ってもらえませんか????」
「業者が違うので、売れないんですよ…」というお返事
でも、その後、おもむろにUFOキャッチャーのそばに行って、
新たに人形を追加して、
中の人形をかき混ぜるように配置換えをしてくださいました。
で、「これでがんばってみてください」と・・・・
「取りやすいようにしてくださったんだ」
ありがたや~ 感謝!!
腕まくりする私!!
それを見守る魚太郎、花子、ばば、泣きじゃくりの魚次郎
500円チャリン
1回目、 当たるも動かず・・・
2回目、 当たって足だけ上がる・・・
3回目、 当たって、ちょっと浮いた!!
また500円、チャリン
4回目、 当たって、また浮いた。
5回目、 やったー!!!ゲット
6回目、 魚太郎がチャレンジ♪ でも、残念でした。
結局、このメビウスに、2000円なり~
ビッグメビウスを手にしたとたん、笑顔の魚次郎。
やれやれ・・・
パニックになったからと言って、すぐ買い与えるのはどうしたもんだろう???
と、自分を責める声が頭の中でぐるぐるぐる。
でも、今日は特別だし・・・
いつもすべてを与えるわけじゃないし・・・・
と、言い訳する自分の声もぐるぐるぐる。
いけんじゃろー・・・
仕方ないじゃん。
でも、いけんじゃろー???
「じゃあ、どうすればよかったんだよー」
と、自問自答でグルグルグル。
・・・・・母はくたくた
そんな母の気持ちは知らず、
超ご機嫌に「写真撮ってー♪」とはしゃぐ花子
魚次郎もシュワッチ♪
怪獣になる花子
ウルトラマンになる魚次郎(お前は怪獣じゃろ!と、母の心のつぶやき・・・・)
なりきる魚次郎
魚次郎の足元には、ビッグメビウスがゴロリン
あー、魚次郎くん。 君と生きていくために、
母は、UFOキャッチャーも練習しないといけないんかねえ????
会場には、ウルトラマンのメリーゴーランドもありました。
でも、なぜか魚次郎は乗りたいと言いませんでした。
彼の欲望の基準がよくわからねえ・・・???
帰り道、車の中で、魚次郎が何回も、何回も、言いました。
「お母さん、ウルトラマンランド、楽しかったねえ。また、行こうねえ。」
そうか、あんなに暴れたけれど・・・
楽しかったのね。
なら、良かった。
で、福山にも戻り、ウルトラマンランドへ行ってから、すでに3週間が過ぎようとしている今日
魚次郎は車に乗るたびに繰り返す。
「お母さん、ウルトラマンランド楽しかったねー、今から行こうか。」
「・・・・楽しかったねえ。お母さんも行きたいけど、遠いんよ。いっぱいいっぱい時間がかかるから、
時間があるとき、またいつか行こうね。」
長時間車に乗っていた記憶があるからか、それ以上駄々をこねることはありませんが・・・
毎日、毎日。
「今、ウルトラマンランド行こうか?」の笑顔。
この笑顔攻撃!
母の胸にズキューンって、突き刺さって、結構痛かったりするんだよねえ
いつか、また、行こうね(^^;)