花子ドキドキ、初のレジ係!! [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
7月1日、花子が通う小学校の特別支援学級で
「きっさなかよし」が開催されました。
毎年2回は開催される特別支援学級の恒例行事です。
1年生から6年生までの子どもたちみんなで、喫茶店を開きます。
当日だけでなく、下準備から全部。
ランチョンマットも手作り。
メニュー表も手作り
みんなが着ているエプロンも手作り。(無地のエプロンに野菜判子で絵柄をつけただけですが^^;)
招待状も、パソコンを使って手作り♪
メニューもみんなで話し合って決めて~。
今回のスイーツは、ジャガイモ団子とポテトチップスでしたが、
このジャガイモも、子どもたちが菜園で育てたもの
必要なもののお買い物にも先生と子どもたちで行き~、
(スーパーで欲しい品物を探して、レジに並んでお金を払う体験練習♪)
数日前からスイーツを試作してみたり
担当する役目はいろいろ
レジ係 ここで注文を受けて、お金と引き換えにチケットを渡します。
接客係 チケットと引き換えに注文の品を運びます。 また、お膳を下げます。
飲み物係 担当する飲み物をきちんと計量して作って、コップやカップに注ぎます。
* 簡単に注ぐだけのオレンジジュースから、きっちり計量して作るカルピスや、お抹茶まで
子どもたちの状態に合わせて役目が付きます。
スイーツ係 前もって作っていたスイーツをお皿に盛ります。
食器洗い係 人と関わるのがとても苦手な子どもたちは、奥の部屋で、洗い物をがんばっています。
こうして、みんなそれぞれ、自分にあった係りを務めて、
みんなで喫茶店を開き、
そして、すばらしいことに
後日きっさなかよしの収益金で、みんなで福山駅まで電車に乗ってお出かけして
駅前のマクドナルドで好きなものを1品だけ注文して食べて帰るというイベント付きです
きっさなかよしを開くことによって、就労と報酬、そして報酬の喜びを学べると思うのです。
小さな社会の縮図を身をもって体験できるというか
親としては、きっさなかよしを企画してくださってる特別支援学級の先生に、
ただただ感謝です
5年生になった花子は、今年初めてのレジ係
憧れのレジ係
1年生から4年生までの間、花子は接客係をがんばってきました。
1年生の時は、まだコーヒーを飲んでいる途中に
「カップをさげていいですか?」と、聞いてきたり
「早く飲んでください。」と、言ってきたり
そんなこともありましたが、4年生のときは、「ごゆっくりどうぞ」と、
上手に接客できるようになりました。
食器の片付けも、お客さんをせかさなくなったし(^^;)
で!憧れのレジ係
開店と同時に入っていったら、そこにはいつもと違って緊張した花子の顔が
緊張した面持ちで注文を聞く花子
チケットを間違えないように気をつけて選ぶ花子。
先生も、隣の子も、心配して見てくれてる
チケットを手渡す花子。
間違っちゃいけない!ちゃんとやらなくては!!という気迫が感じられ、
ちょっとジ~ンときました
家では全く見られない、がんばる花子の緊張した表情
とても印象的でした。
おかわりを注文しに行ったら、ちょっとだけ慣れて落ち着いた花子が、
写真を撮る私に「写真とってる場合じゃないのよ!」だって。
叱られちゃいました(^^;)
きっさなかよしは大盛況
子どもたち、先生方、みなさんお疲れ様でした
ジャガイモ団子、とってもおいしかったので、
先生に頼んでレシピをもらっちゃいました