いまいち迫力に欠ける魚次郎 [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
私が子どものころ、だらだらテレビを見ていたり、
「ゴハンよ~」などと呼ばれても、その時やっていることをなかなか中断できずにいると
母親が、
チッ 「ひっきゃあ~、やんだがいしよっが」
と、威嚇なんだか説教なんだかわからないような怒りかたをしてました。
ちなみに、チッと書いてるのは舌打ちしてる音で、
「ひっきゃあ~」とは、「この野郎」みたいな感じで、
「やんだがいしよっが!」とは、「いつまでもながながとやりよるなあ」みたいなもんです。
たぶん鹿児島弁。 大隅半島の方言のはず。
で、子どもの時そうして怒られていると、
わが子がいくら呼んでもテレビを見ててご飯の食卓に来ないとか、
急いで出かけなきゃいけないのに準備もせず漫画読んでるとか、
そんな時には、母親と同じように言っちゃうんだよね~。
チッ!(まず舌打ち)、ひっきゃあ~(ここで、眼を飛ばす)
「やんだがいしよっが~!」(お前、いい加減にしろよ口調で)
と、無意識に・・・(^^;)
この前、魚次郎が飲んでたカフェオレを、
花子が、「ちょっとちょうだい♪」と、魚次郎の返事も待たずにパッととって一口もらったらしい
想定外のことに、気持ちが治まらない魚次郎。
花子に対して、
「おい!」と、ドスの効いた声で怒鳴ってた。
「お前なんか、だいっきらい。 どっか行け。」などと言ってる声が聞こえる。
その言葉の途中途中に、なぜかチュッって、可愛い音が聞こえる・・・・?????
そうか!
魚次郎、私の舌打ちを聞いてて、自分もやりたかったんだ
でも、うまくできなくて、
上下のくちびるで、音を作ってるから、
まるで投げキッス状態
本人、威嚇してるつもりなんだろうけどね
「おい! チュッ お前~、 チュッ どっか行けー! チュッ」
・・・・・・(^^;)
いまいち迫力でない魚次郎でした~