魚太郎の選択 学校に行かない⑬ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
魚太郎の担任の先生は、魚太郎が学校に行かなくなってから
1ヶ月に3回くらい家に訪ねてきてくださってた。
一緒に将棋をさしながら、野球の話を聞いてくださったり・・・
ありがたいことです。
今日3月3日夕方5時過ぎ
先生が来られて~
魚太郎は先生にご挨拶とご報告
「来週火曜日から学校に戻ります。
今までわざわざ家まで来てくださってありがとうございました。」と・・・・
先生は、とても嬉しそうでした。
でも、あんまり喜んだら、魚太郎にプレッシャーをかけてしまってはいけない
と、お気遣いされてるようで・・・
それでも嬉しくて、つい笑顔がでてしまうといった感じ♪
先生も、魚太郎も、私も、なんだかニコニコ(^^)
そんな雰囲気を察してか・・・魚次郎登場!
部屋に入るなり、「あ~、髪ないじゃんかぁ~」と、先生を指さす魚次郎
先生の頭は、磯野波平さん風・・・・
「すみません」
先生は、「うちの子も言いますから」(^^;)と、笑ってくださいました。
魚次郎はさっと部屋を出て・・・しばらくしてcome back!
先生の横にあるソファーの上に立ちあがり、
先生の肩に左手をかけて、右手は先生の頭に近づこうとしている・・・
????と、思ってよく見たら
手には、油性の黒のマジック
「それは、いけません」
焦った、焦った
魚次郎は、たぶん先生の頭に髪の毛を描いてあげたかったんだろうね
でも、それは困ります(^^;)
さすがに先生も苦笑い・・・
魚次郎は別の部屋へ行き・・・
続いて別室にいた花子の登場!
「お母さん、今日の晩御飯は何ですか?」と・・・
「花ちゃん、今大事なお話です。後で~」
と言うも、みんなの表情が嬉しそうなせいか、まったく立ち去ろうとせず
続けて・・・
「お兄ちゃん、髪伸びたね。また切るん?」
「もうすぐ試合があるから、その前にまた、3mmに切るんよ。」と、教えると・・・
「お兄ちゃんも、先生と同じ頭にしたらいいじゃん♪」と、花子
(もう~、またいらんこと言って~!!花子は何も考えず、思った通りのことを言うからなあ~・・・)
などと考えながら、花子をたしなめるつもりで出てきた言葉は、
「もう、花ちゃん!お兄ちゃんの坊主と、先生の頭は違うでしょ!!」
あ~大失敗