魚太郎!大きくなりますように~ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
入院中も、「野球してぇ~」と、叫んでいた魚太郎。
野球大好き少年だ。
土曜日、退院したその日に、庭で素振りしてる。
夕方には、お父さんとDEPOに行って、
筋トレ用のバットを買ってもらって超ご機嫌の魚太郎
お父さんは、「マラソン大会で10位以内に入ったらバット買ってやる!」と、約束していた手前、
中学生用の軟式野球バットで1万円位するのを覚悟していたから、
筋トレ用のバット3000円ちょっとで済んだので、これまた違った意味で大喜び
庭で再び素振りする魚太郎。
見ると、その筋トレ用のバットに重りをつけて、負荷をかけて素振り中。
「そんなに無理したらいけないんじゃないの~?」
と、いくら私がいったところで、野球素人の私の意見には耳も貸さず・・・・
ちょっとでも休んだら、焦っちゃうのかな????
月曜日に病院再受診して、OKが出て、火曜日から学校再開。
で、その日の夜、ナイター練習に参加。
帰り道、車を発進する時
「お母さん、そ~っと運転してね。腰に響くから・・・」?????
腰を痛めたらしい・・・
お父さんに勧められて、
水曜日いつもお世話になってる和田接骨院へGO
「先生が、しばらくはランニングも、体育も、素振りも、もちろん野球の練習参加もだめだって」
と、しょんぼり
焦る魚太郎の気持ちがわかる分だけ、私まで、この状況を受け入れられず、
つい、「ストレッチが足らんかったんじゃないん?」
などと言ってしまい
涙目で「しよるし! お母さんにストレッチのことなんか言って欲しくないね!」と大声をあげる魚太郎。
拒絶された感覚にカチンと来てしまった私
「わかった!もう勝手にせんね。心配して言いよっとに。お前なんかもう知らん!!」
と、言ってしまった
魚太郎は、魚太郎で、煮えくり返る感情を、物にぶつけているようで、
二階からボコッ、バキッ、ドタン、バタンと音が聞こえる・・
晩ご飯作りながらも、頭の中は魚太郎のことでいっぱい。
傷ついた魚太郎に、傷口を痛めつけるようなこと言っちゃったんだよねー
でも、魚太郎の一言は、寂しかったなあ~
野球の送り迎えだって、お弁当作りだって、たくさん協力してるのに、関係ないはないだろう!
などと、腹立ったり・・・ 悲しかったり ・・・・ 反省したり・・・ の繰り返し・・・
魚太郎のやつ、晩ご飯の準備ができても、二階から降りてこない。
「魚太郎、ごはんできたよー」と、声をかけたら
「はあ~い」と優しい声で返事。
降りてきて、すぐに
「お母さん、ごめんね」って。
「お母さんもごめんね。」って、私も言えて、仲直り
先に謝ってくれた魚太郎は、えらいなあ~・・・
やっぱ、私はいけんのぉ~
と、反省する心もありながら~
「お母さんに野球のこと言われたくないねって言われて、お母さん悲しかったんよ。」
と気持ちを吐き出さずにはいられない私。
「野球のことって言ってないやろう!ストレッチのこと言われたくないって言っただけじゃろう!
それに、せっかく仲直りしたのに、もう言わんでよ。思い出したらまた腹が立つ」
と、たしなめられ・・・・・
「だって・・・寂しかったんだもん・・・」・・・ボソボソボソ・・・・・「ごめんねぇ」・・・
う~ん。 あいつ、腹立つ心境を抑えて仲直りするために謝ったんだ。
負けた。大人になったなあー。
それとも、子どもだからできるんかなあ???
こうやって、精神的に成長しない母は、だんだんワガママババアとなり、取り残されていくのかしらねー。
こうしてブログで文字にすると、なおさら自分の情けなさが見えてくる。
傷口に塩ぬるようなこと言ってごめんねー、魚太郎 m(_ _)m
野球をしばらく休まなくちゃいけない状況で、一番悲しいのは魚太郎なんだから、
母は、ただ、「あ~そう。しっかり休んで早く治そうね」とだけ言えばよかったんだよねー
愚か者でごめんよぉ~。
早く大きくなって、練習に耐えれる身体になりますように
と、切に願う母です。