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おばあちゃんと魚次郎の世界 [家族]

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ばあちゃんが月曜日から土曜日まで、デイサービスに行ってくれてるおかげで、

日曜日以外は、おばあちゃんの介護も思ってたより問題なく(^-^)

しかも、魚太郎が良く手伝ってくれる。

更衣、移動、排泄の介助全般、全部私の役目にしているけれど、

毎朝靴下を履かせるのは魚太郎の役。

おばあちゃんにお茶を出すのは花子の役。

魚太郎と花子は、毎日のことだから、おばあちゃんの役にたつことを続けたということが、

いつかきっと大きな自信につながることでしょう[ぴかぴか(新しい)]

で、おばあちゃんも、曾孫にお世話してもらって、喜んでくれるし[わーい(嬉しい顔)]



夕飯の準備中は、おばあちゃんが魚次郎とお話してくれる。

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おばあちゃんと魚次郎がウルトラマンの本を見ながらお話中。
横で花子は宿題中。

私は、料理をしながら、背中で会話する二人の話に耳がダンボ[耳]

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おばあちゃんにとっても、魚次郎にとっても、楽しそうでステキな時間[ぴかぴか(新しい)]

その会話とは・・・

「おばあちゃん、これ何?」

「これはね~、ウルトラマンダイナて、書いてある。」

「ウルトラマンダイナ? おばあちゃん、これは?」

「え~っと、これはね、ウルトラマンセブンて、書いてあるよ。」

「セブンか。おばあちゃんこれは?」

「これは、ウルトラマンはちじゅうて、書いてあるよ。」

・・・・・「ウルトラマンエイティよ。」と、思わずつぶやいてしまった私。

それを小耳にはさんだ魚次郎、私のほうを振り返って、それからおばあちゃんに向かって・・・

「おばあちゃん、ウルトラマンエイチーよ。」

「ほう~、そうかね?でも、80(はちじゅう)て、書いてあるよ。」

結局、80の上に小さくエイティとカナがふってあるところを指差して一件落着[ハートたち(複数ハート)]

わたしやおばあちゃんにはどうでもいいことなんだけどね、
魚次郎は、一度そう覚えると、修正がききにくいからね[あせあせ(飛び散る汗)]
ごめんね、おばあちゃん。



「おばあちゃん、これは?」

「これはね、ウルトラマンテガ
(本当はティガと書いてあるけれど、おばあちゃんはティの発音が苦手[あせあせ(飛び散る汗)]、年配の方には一般的なことだよね^^;)

「ウルトラマンチガ!!」
(魚次郎は、実はティガを知っていたので、おばあちゃんにティガと、言いたいけれど、滑舌がまだ良く発達してないのでチガになってしまう[あせあせ(飛び散る汗)]

「え、ちがわんよ。そう書いてあるもん。ウルトラマンテガ!」

「チガー!!」

「ちがうかねー、テガて書いてあるけんど。」

「チガ・・・チガよ・・・」と、うまく言えないけど、こだわる魚次郎[あせあせ(飛び散る汗)]


背中で聞いてて、可笑しくて可笑しくて、笑いをこらえるのが苦しかった[わーい(嬉しい顔)]

ほのぼのさせてくれるでしょう?

おばあちゃん、ありがとう~。






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