魚太郎 14才の思春期 ③ [発達障がいと向き合って、楽しく生きる]
魚太郎の思春期
思春期の子育てってムズカシイ
どう接していいかわからなくなる・・・
機嫌よく仲良く過ごしているかと思いきや、
ちょっと勉強のことに触れたりすると、一気に不機嫌になって、
怒りのまなざしで睨んでくる魚太郎の視線が痛い
本当に痛い。 胸が・・・
自分が中学生のころ
確かに、何かと干渉されるのは嫌だったな・・・
一切干渉しないほうがいいのかな???
でも、まったく放任ってどうなんかな???
数日前の夜
ちょっとしたことで言い争いに・・・
最初は私が魚太郎に注意して・・・
それが気に入らなくて言い返してきて・・・
挙句の果てに
「お母さんがガン飛ばしたろ!」だなんて言ってきやがる
じっと見つめたんじゃんか!
ガン飛ばしたわけじゃねえし!!
母ちゃんヤンキーじゃねえし!!!
もう46やし!
その後も言い争いが続き
魚太郎の暴言に、ビンタ2発くらわせた
半分の自分は、ただ怒りでキレた気がするし・・・
でも、半分の自分は、親だからこそ、ここで愛情のビンタだ。
その暴言はいくらなんでもいかんやろ!と教えるために叩く!と、冷静に思った気もする。
叩いた後に
「魚太郎、どうしたんな?お前どうしたん?」と話しかけた
お前がこんな態度に出るなんて、何かあったに違いない。一体何があったんな?という思いで・・・・
見つめる私の目をじっと見返す魚太郎
その目から、涙がツー
そのまま無言で出て行った。
玄関を出る音が聞こえた。
9時半でした。
あ~あ~、どうしたもんかなあ???
どう接したらいいんかなあ???
ムズカシイナア・・・・・と、思いつつ・・・
魚次郎と風呂に入り・・
上がって時計を見る。玄関を見る。・・・
食器を洗い・・・
時計を見る。玄関を見る。 外に出てみる。 でも魚太郎の姿なし・・・
洗濯物をたたむ・・・
時計を見る。玄関を見る。 外を見てみる・・・誰もいない。
そして11時を過ぎたころ・・・
外に出てしばらく立って待ってた。
遠くにチラチラみえる自転車の灯り
立っている私の横を通り過ぎるその時に
「お母さん、ごめんね。」 と、魚太郎
「うん。」と、私
自転車をとめながら、再び
「お母さん、ごめんね。」
「いいよ。お母さんも叩いてごめんね。」
「いいよ。」
「どこ行っとったん?」
「2号線を尾道の方向にずっと走って、福山駅の先まで・・・で、帰ってきた。」って
無事でよかった(T▿T)
後日、魚太郎のことを相談する先生に、この一件を話したら・・・
「魚太郎君、えらいですね。自分から、お母さんと離れて、カームダウンする時間を作って。」と・・・・
そうか・・・ 確かに! えらかったんだ、あいつ。
先生に言われちゃいました。
「二人ともADHDでしょ?お互いに一気に怒りが上昇しちゃうから、
距離を置いた魚太郎、えらかったですね、お母さん。」
はい、そうですね
へへへ。人生、毎日が勉強だ(^^;)
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